THIS IS SKA!
THIS IS SKA!
This is SKA! ディス・イズ・スカ!
ビデオでの演奏曲目 ;
1. JAMAICA(N) SKA / Byron Lee And The Dragonaires
2. LAST NIGHT (SKA) / Byron Lee And The Dragonaires
3. SAMMY DEAD(-O) / Eric “Monty” Morris
4. ONE EYED JACK(S) / Jimmy Cliff
5. WASH WASH / Prince Buster
6. TREAT ME BAD / The Maytals
7. SHE WILL NEVER LET ME DOWN / The Maytals
8. SO MARIE / The Charmers
9. ROUGH AND TOUGH / Stranger Cole
10. TWO ROADS BEFORE ME / Roy Panton And Yvonne Harrison
11. I DON’T KNOW / The Blues Busters
12. SAMMY DEAD-O / Byron Lee And The Dragonaires
13. KING OF KINGS / Jimmy Cliff
アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカと、地元民族との出会いの場所であるカリブ海には、驚くほど幅
広い音楽文化が存在する。
国民全体の所得が低い国では、家で聴くためのレコードに金を注ぎ込む人はあまりいないが、みんな
で集まって踊りたいと思うのはどこでもいっしょである。ほかのカリブ諸国では、この欲求を満たすた
め、19世紀にルーツを持つ音楽 - サルサ、ソカ、サンバ、カリプソ - でパーティーをしていたが、ジ
ャマイカでは民族音楽メントもそれほど広まっていなかった。さらに、ジャマイカが戦後急速な都会化
に向かうと、新たな都会生活に似合ったサウンンドトラックが求められるようになる。
それがアメリカ音楽、ひいてはアメリカから影響を受けた音楽だった。アメリカに住む多くの移民か
ら故郷にレコードが送られてきたこともあり、さらにジャマイカはアメリカ本土に近いためラジオ放送
も受信できた。特にマイアミのWINZ、ナッシュビルのWLAC、ニューオーリンズのWNOEなどがよく聴かれ
ていた。
穏やかな夜にはファッツ・ドミノやアモス・ミルバーン、ロイ・ブラウン、プロフェッサー・ロング
ヘアなどのサウンドが、何千人というジャマイカ人のAM受信機に流れ込み、メンフィスやニューオーリ
ンズの音楽を、そのシンコペーションの効いたシャッフル・ビートとともに、この島の音楽テイストの
核心に送り込んだ(後年大きな影響力を与えた人気アーティストにはオーティス・レディング、サム・
クック、ソロモン・バーク、ベン・E・キング、リー・ドーシーらがいるが、特にカーティス・メイフ
ィールドの影響が大きい。)ジャマイカの近年の音楽史は、大部分がこうしたアメリカからのサウンド
に対する答として見ることができる。スカ、ロック・ステディ、その後のレゲエ、すべて輸入音楽を地
元で解釈し直したところから生まれている。
全長200マイルしかないこの熱帯の火山島で、ダンス・ミュージックのきわめて本質に関わるコンセ
プトの多くが初めて肉体を得た。
「あんな小さなところに、こんなでかいものが詰まってるんだ。」ジャマイカ音楽の世界的権威、ス
ティーヴ・バロウは、驚嘆をあらわにする。「ジャマイカを見たら、だれでもまさかと思うだろう・・
・あんなちっぽけな場所が、あれだけの影響力を持てるはずがないって。でもリミックスはどこから出
てきた?ミックスでドラムとベースを前面に出したのは?パーソナリティDJが自分だけのダブ・プレー
トをプレイするのは?だれにも否定できないさ。デッキを操作する人間が操るテクニック - そのほと
んどがジャマイカで発展したんだ」
(「レゲエ/無限のヴァージョン」
『Last Night A DJ Saved My Life ; そして、みんなクレイジーになっていく』
共著 ; ビル・ブルースター & フランク・ブロートン より抜粋)
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