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2006年12月に作成された記事

2006年12月10日 (日)

高野悦子 しあんくれーる

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高野悦子

最後の日記より

好きなレコードをききながら、毎日を独りで過ごすのもいいですが、生活費だけはアルバイトで稼ぎ、自分の時間は好きな詩を読んだりレコードを聞いたり、そして時には旅に出たりするという生活もよい。
   
けれども闘争のない生活は、空気の入っていない風船、タマの入っていない銃、豆腐の上にのせたコンニャク、からっぽの膣、空中に向って出された陰茎……で はないでしょうか。「闘争か、血みどろの闘争か、それとも死か」という言葉があります。どこかでそんな言葉をよんだことがあります。

あなたと二日の休日をすごしたい。

一日目―夜の暗さをネオンが寂しくつつむ酒場の狭い路地で、あなたを待つ。私の体をアルコールでずぶ濡れに洗い流し、私の醜さと美しさ、あらゆるものをアルコールで溶かし去り、ただあなたの安らかな寝息のそばで眠る。

二日目―疲れた体をおこして、すっかり陽の高くなった街に出て喫茶店に入る。煙草のかぼそい、むなしい煙のゆらめきを眺めながら、ベートーベンの「悲愴」とあなたの好きなブラームスのピアノ協奏曲第一番、それに私の好きなジャズをきく。ステーヴ・マーカスの「明日は知らない」とアートブレーキーの「チュニジアの夜」、そして最後の別れとして、マハリァ・ジャクソンの力強いゴスペルソングをきく。

しあんくれーる

しあんくれーる(Champ Clair)」は 京都市上京区河原町、荒神口の電停前にあったジャズ喫茶。

the Sound of feeling / Spleen / Limelight -late 60s? USA

双子姉妹の立体的なコーラスワークをフユーチャーした Leonard Feather Presents "The Sound of Feeling".

Side A
Hurdy gurdy man
HEX
Up into silence
The time has come for silence

Side B
Along came Sam
The sound of silence
Spleen
Mixolydian mode


70年安保闘争 - 1969

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